新築後、第一回目の大規模修繕工事を目前に控えた管理組合様は修繕積立金がマンションの一生の中でもっとも潤沢な時期であるといえます。その状況を見込んで第一回目の大規模修繕工事に取り入ろうとする業者がいます。
1.マンション管理会社
通常管理費では利潤が低いため、大規模修繕工事に絡んで不当な利益を得ようとする会社。過剰な仕様、出来レースでの施工会社選定によるマージンを得る場合は問題です。
2.コンサルタント会社
第三者の立場ですが施工業者からのマージンを管理組合の影で請求するケースは悪徳な管理会社と同じです。透明性・公正性を持った業者選定を行なうことが肝要です。
3.施工業者
工事を受注したいために管理会社やコンサルタント会社と癒着して見積りも出来レースにするケースもあるようです。管理会社やコンサルタント会社に工事費を大きくさせ、そこから自らの不当な利益とマージンを支払うことがあるようです。
4.資材メーカー
塗装材や防水材などのメーカーが設計段階で指定メーカーにしてもらい、営業成績を上げる例があります。問題は設計者にマージンを払うことだけでなく、適切な仕様選定ができなくなる恐れがあることです。
これに対する管理組合の対策
- 管理会社や大規模修繕コンサルティングを行なうコンサルタント会社の透明性・公正性確保のための意識と手法を事前に確認すること。
- 施工業者選定は透明性・公正性を保つ方法で行なうこと。
- 見積書は統一書式で比較検討しやすいこと。
- 見積書の仕様は、メーカー指定は行なわず商品名記載の場合は「同等」と最後に記載すること。
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