工事監理業務(第三者監理)
大規模修繕の設計監理方式(コンサルタントの利用)の特徴的な業務として工事監理業務があります。
◆ 工事監理業務の必要性
施工会社が決定し、いざ工事着工。しかし、いくら立派な設計仕様でも、工事がその通り施工されなければ意味がありません。
管理組合様が心配される「手抜き工事」の問題は、ほとんどがこの「工事監理業務」不在に起因します。設計と施工、工事監理が同一の会社が行う「責任施工方式」でも第三者の立場からのチェックがありません。
つまり、施工会社がいくら良心的に施工しているつもり(かなり主観的判断が伴う)でも、第三者の立場で工事の推移をチェックする機関がいないと、満足の行く結果とはなかなかなりません。
また、管理組合様が専門家でない場合、適正な工事なのか判断できません。
マンションの大規模修繕工事に精通した建築コンサルタントが、適切で良好な大規模修繕工事が行われているかどうか、第三者機関として改修工事実施設計・仕様書に則り、工事の監理を行います。
業務の流れ
①工事監理
定期的な工事現場チェック
1. 足場設置後劣化調査報告と現地確認
2. 下地補修・タイル浮補修等確認
3. シール撤去時一時確認
4. シール完工時(打継・サッシュ周囲等)確認
5. 塗装下塗り確認
6. 塗装中塗り確認
7. 塗装上塗り確認
8. 長尺シート撤去時下地確認
9. 長尺シート下地補修確認
10. ウレタン防水着手時確認
11. ウレタン防水完工時確認
12. 屋上防水工事中確認
13. 外壁等高圧洗浄中確認
14. 外壁等高圧洗浄完了時確認
15. 足場解体前検査
16. 竣工検査
②管理組合との協議、報告(月1回~2回開催)
上記①監理業務と並行して、工事の進捗状況等修繕委員会(もしくは理事会)に出席してご報告いたします。
③追加・変更工事、精算項目等審査
見積り時と工事実施項目の増減がある場合、精算すべき内容、金額の確定作業
④竣工引渡し業務
・竣工引渡し調印立会い
・竣工図書確認作業
サービスエリア:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県の一部
大規模修繕 工事監理業務
第三者機関として大規模修繕工事が適切に行われているかどうかをチェックいたします。
料金: 個別にお見積りさせていただきます。(お見積無料)
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